ザッツ・ザ・ウェイ

ついに、ザッツ(経営学部の集まり)集合in プーケット
日にちを決めてプーケットで集合しようと決めてあったのだ。
ザッツザウェイは国境を越えてもザッツザウェイだった。

いけしと一緒に、みんなを驚かそうとした作戦は失敗したが、
ロビーに到着した瞬間にホームの雰囲気にしてしまう、その頼もしさと言ったら。


みんなが泊まったホテル、ロイヤルパラダイスは、信じられないくらいいいホテルだった。
もしパトンビーチで迷子になったとしてもそのホテルが一番大きなホテルだから迷わずに帰れるくらい。


そして屋台でいつもの飲みが始まった!
屋台でグラスが狂喜乱舞。心地の良い風と外の雑踏とザッツザウェイが最高に気持ちよかった。ゆきちゃん狂ってた・笑


その後はオカマバーにみんなで行って、
二人一組で分かれて女の子(?)に引っかかって飲んでいた。
オカマってすごい。パワーがすごい。元男だしね。
みんな疲れていたからすぐに酔っ払ってた。
めちゃくちゃ楽しかった。
やっぱりみんなと出会えたことは本当に俺の中で最も重要なものの一つだ。

プーケットに着いた!

ry-lax2006-02-13

プーケットのシティに着いた。そこからパトン・ビーチへ。
トゥクトゥクという三輪タクシーのようなものに乗っていった。
インフォメーションのおばちゃんが言ってた相場は300〜400バーツ。
高いのでやめとこうと言う話になった。
しかし歩いていたら、


「どこいくの?」
「パトン・ビーチ」
「80バーツ」


と言ってくるじゃないか。思わず足を止め話を聞くと、
観光客用のおみやげやさんを3つ4つ回ると、
その店からお金をもらえるからそれだけ安いらしいのだ。
まるでホットペッパー見たいな作戦だなぁ。


「おじさんはいくらもらえるの?」
「80バーツだよ」
「じゃあ俺らは75バーツ払うよ」
「ええ、5バーツチップ頂戴」
「ああ!?なめんなよ」←池島


いけしは日本語でキレる・笑
彼お得意の脅し日本語と、微力ながらタイ語訛りの英語になれてきた自分とのコンビプレイで75バーツで言ってもらうことに成功した。


約束どおりおみやげやさんを3件回る。お店の人は執拗に絡んでくる。
案の定何も、なんにも買わず。
お店のお姉さんにタイ語を教えてもらう。


最後のお店で着いてきたお兄さんは日本語をかなり勉強してて、
商売の話から、身の上話になって面白かった。

「彼女はいるのか」
「奥さんは?」
「こないだ結婚した」
「新婚旅行は?」
「金持ちになって日本行ってお金稼ぎたいんだ」
「そうなんだー、そっかがんばってんな、僕も頑張ります」


自分の身の上話や夢の話を堂々と言えるような自信と努力と素直さに感動した。





ビーチ到着。あそこはすべてが許されている風景である。
波の音、砂浜、サッカー、寝る人、何をしててもどんな状態でもどんな国籍でも許される。そんなビーチだ。

世界の車窓から

ry-lax2006-02-12

バンコクのホアランポーン駅から、
南へ下る寝台車に乗った。
目的地はスラーターニー。
そこからバスでプーケットへ向かう。
プーケットへは、同じ経営学部のみんなが来るからそこで合流するのだ。


電車は15時50分に出発し、夜中の03時30分に着く。


夕日が沈むのを見た。きれい過ぎて写真には収められなかった。
田舎だからか、バンコクと違って静かだ。
世界の車窓からのBGMが脳内で鳴っている。


こんなに長い時間電車に乗っていると色々考え事をせずにはいられない。
リチャードバックのイリュージョンを読んだ。
この世のすべては、自分の作り出したイリュージョン。
自分のやりたいようにやればいいのさ。
自分勝手といえばそれまでの小説だが旅先で読むとまた違った感覚がする。




寝台車の中で目を覚ます。日本の友達の夢を見た。
うちに遊びに来た。
「結婚したい」といっていた。
でも恥ずかしがって、後でやわらかく言い直した。
「まぁ2ミリくらい思ってただけなんだけどね。ははは」
夢の中では霧のような雨が降っていた。
目が覚めると雨の匂いがしている。深夜3時7分。


スラーターニー駅近くの喫茶店でコーヒーを飲みながらまったり。虫が多い。
コンセントをやっとこさ借りた。タイルが黄色のありえない色あわせ。
トイレただで借りれた。相変わらず紙はない。列車の中にはあったのに!
朝6時47分から仮面ライダー555タイ語バージョンがやってた。
子供が熱中してみている。
朝起きたそこのお店のおばあちゃんが仏様に祈っている。
日常に溶け込む仏教は自然で、自分にないもので、なぜか少しうらやましい。

タイの様子

ry-lax2006-02-11


持ち物に忘れ物があっても大抵、なんでも揃う。
コンビニ、中でもセブンイレブンが死ぬほどあるからだ。
買った物、ミネラルウォーター6バーツ、シャンプー20バーツ、ファンタ、14バーツ。
1バーツ3.2円、大体単純に3倍すれば日本円になるのでわかりやすい。そして安い。


いけしと話してきてこの国の相場感覚がわかってきた。
はじめ一週間は少しお金を使って相場を確かめるのがうまいやり方。
おいしいご飯を食べるのは30バーツから40バーツから。
バスは5.5から7バーツ。日本での移動と食べ物の関係から計算した。
15バーツくらいだとその辺の道端でパックに詰めるご飯が食べられる。
125バーツでご飯を食べるとなると相当豪華なご飯が食べられる。



買い物など、お金に関わる交渉は生活をかけた勝負だ。そこには定価がない。
「日本円で考えたら安いもんねー。」はぼられた時、言ってしまえば負けた時の言い訳だ。
日本人だからという理由で少しでもぼったくられるのは、なめられているようでむかつく。
確かに日本はアルバイトでもすれば簡単にそこそこのお金を手に入れることが出来るし、
タイに旅行しにきているやつが「お金ないんだ、学生なんだ」と言っても現地の人からしたらふざけんなよと思うだろう。
でもまーた馬鹿な日本人がたくさんお金落としてったよ、などとは思われたくない。実際3万5千円で3週間過ごそうとしているのだから簡単に応じていては生きて行けないし。
(と言ってものちのち笑えるくらい単純に引っかかることになるが。。)


海外に来ると自分は日本のイメージ、レッテルを持った一代表だということを実感した。
日本人に初めて会う外国人が僕と出会ったら、その外国人の中での「日本人てこうなんだ像」が僕から出来上がる。だからフレンドリーに、親切にってわけじゃなくて、
ほとんどが日本人で占められている島国ではこの感覚は実感出来ないことの一つだと単純に思った。



空港からカオサンまで行くために、バスを待っていると必ずそこにタクシーが止まり、
何も言わず待っている。
「乗らないよ」とサインを送っても聞かない。
運ちゃんずっと待ってるから話しかけてみようと思って
「35バーツでカオサンまで連れてけ」
と言ったらすっげーこいつらどうしようもねーよ的な感じでウケた。
そんなつもりはなかったのに、失笑と意味のわからない握手を求められた。
そのときは相場感覚が全くわからなかったから、後から思い出すと無謀だったなぁと思う。
空港からダウンタウンまでの値段は現地の人でも100バーツくらいらしい。


タイはバスに乗って窓を開けると、日本の夏のにおいがする。
ドン・ムアン空港からのバスはタイへの妄想をリアルに再現させてくれた。
チープな電球にサスペンションの全く効かないバス。


すべてがギラギラしている。街も人も。
駅では18時になるとみんなの動きが止まる。
国王賛歌が流れ、終わると揃って一礼する。階段を下りる途中の人もだ。


雑踏を歩くと、むせ返るようなにおいがする。
酸っぱいような甘いような。タイのにおいって言ってもいいのだろうか。
決まってこのなんともいいがたいにおいがする。


英語を喋れる人はうまい。訛りがあるが喋れる人もたくさんがいるがほとんど聞き取れない。


明け方、隣の部屋からベッドが軋む音と、喘ぎ声がセットで聞こえる。
早朝からやめてくれ。
タイはギラギラしている。

二日目

ry-lax2006-02-10

Life is like an ICE-CREAM
You have to eat it before it melt!


カオサンのゲストハウスに書いてあった言葉。旅人らしいね。


空港を出てバスに乗ろうとするが全然こない。と言うか待つ場所がわからない。
受付のお姉さんに聞いてひたすら待つ。カオサン行きのバスが来なくて困った。
結局チャイナタウン方面へホアランポーン駅近くのご飯屋で食べた。
ご飯屋のおっちゃんがやたらと近くの宿屋に止めたがった。350バーツだと。
ちょっと高いと思ってしまったので断った。


ロジャーと言うパタヤに住んでるオランダ人に出会い、
駅からプーケットまでは予約しないといけないことや、
パタヤは最高だと言うことなどを教えてもらった。
住所を教えてもらったので、もしいける機会があれば行きたい。


夜明けにカオサンまで行き、宿を取る。二人で200バーツ。
ベッドと窓とファンがあるだけ。トイレ、シャワーはもちろん共同。でもこれだけで十分。


ホアランポーン駅でのプーケットまでの予約を結局忘れてしまったのでまた予約しに向かった。
バンコクのモノレール、BTSは日本のよりも確実にきれいでびっくりした。
電車の予約は簡単に出来た。ホアランポーン→スラーターニーまで電車で行き、スラーターニーからバスでプーケットまで。
ちょうどいい時間の寝台車がないといわれたので、夜中の4時ごろスラーターニーに着く電車で行くことにした。
いけしはすぐにインフォメーションへ行き、時刻表をもらっていた。
ホアランポーンでの予約が終わったあと、チャイナタウンへ。
チャイナタウン→カオサンのバスがわからなかったので、近くを歩いていたカップルに教えてもらった。
バス停までついて来てくれてとても親切だった。


トムヤンクンを食べた。すっぱ辛いのは知っていたが、ここまでとは。
スーパー辛い。
なかの具はさらにものすごい香りがしてほとんど食べられない。
汗が噴出してくる。ご飯をおかわりした。


この後俺は最大の過ちを犯した。
今でもどうしてそうしてしまったかわからない。不安な夜を過ごした。

一日目

ry-lax2006-02-09

セントレアに行くため、名鉄常滑まで向かう。
車内からおしゃれな音楽が鳴り出した。
「どうぞ、素敵な空の旅を」
名鉄のくせになかなかしゃれおつなことするじゃないか。


飛行機に乗った!
浮かんでいることがやっぱり信じられない。
池島、早速ビールこぼす。パンツがしみている。
1000円分バーツに両替して、向こうに着いたらすぐにご飯でも食べれるようにしておいた。1018円で300バーツだ。
名古屋から、経由地北京までは、2時間で着いてしまうらしい。
トラベラーズチェックの使い方が未だによくわからない。
スチュワーデスさん卓球の愛ちゃんに似ている。(なのに)かわいい。


ビールは飲み放題、機内食を食べ終わり、しばらくすると陸が再び見えてきた。韓国だろうか。
トイレに出た瞬間、僕はスチュワーデスに中国語で話しかけられた。池島のようにタバコを注意されたりするのかと思いきや、お客さんが話す日本語がわからないらしく、通訳してくれと言う。
僕は進んでお客さんに日本語を喋り、愛ちゃんにThank you very much!と言われた。
抱擁したくなるじゃねーかこのかわいこちゃん。
コミュニケーションがうまく行けば旅は楽しいものになる。これはまちがいない。
うまく話せるかなぁ。


ビールを飲んで寝たら少し酔ってしまった。
飛行機の微妙な揺れのせいだろう。
雲の粒々が眼下に広がる。
海と空の境目がなくなり、飛行機は右へ旋回している。


21時22分、北京の空港で出発を待っている。
空港では両替がなぜか銀行で出来ず、悔しかった!
喫煙所に戻るといけしは台湾人から10元もらってジュースを飲んでいた!
恐るべしコミュニケーション力。


中国の人はみんな仕事を楽しんでやっている。
特に見た感じ仕事しながらはしゃぎまくっている。
みんな男も含めて声が高い。
頭が痛い。しょっぱなから飲んで飛ばしすぎた。
北京からバンコクまで2051マイル。何キロかわからん。
中国語でバンコクを曼国と書くらしい。
明日(今日の夜中)にバンコクに到着し、宿を探すか、飲みに行くか決める。


今日聞き取れなかった英語
「ライスorうどん??」 「えっ、うどんでるの?」 「noodle」
中国人だからなまってたんだやい。負け惜しみ。